シンプルライフ 掃除のすごさ

シンプルライフを存分に満喫するようになってから

 

祖母と母が住む家に里帰りした時のこと

 

1週間程過ごしましたが、

母は出かける際によく探し物をしている事に気付きました

 

もう少しモノを少なくして整理すればそんなことなくなるのにな

 

祖母と母が住む家はモノが多いお家

 

全く使われていないところだけ少し片付けてみたら?

 と提案しました。

 

母と一緒に掃除をしました。  

掃除というより、いる、いらないのモノの査定を手伝ったような感覚でした。

まず、モノが多すぎると掃除に至らないのが事実。

 

モノを処分する際に、

一緒に住む祖母に確認をしなくてはいけないのですが

 

あれも捨ててはダメ

これも捨ててはダメ

 

結局なかなか片付きませんでした。

 

●何年も押し入れの奥に眠ってるホコリかぶった置きモノの数々

●押入れに押し込まれたずっと使っていない古い布団や信じられないくらい重い毛布

●着古した肌着など

●使われていない食器たち

 

も祖母はとって置きたいというのです。

 

戦争を経験している祖母

 

モノがない

モノがある事が豊かの象徴という時代ですよね

 

祖母にとっては、あれもこれもやっと手に入れたものかもしれません

 

捨てるなんてそんなもったいないこと

なくなっては寂しい

 

そんな感覚かもしれないと思いました

 

モノであふれる今の時代とは真逆だったんですよね

 

 

本当はもっとスッキリ過ごすと気持ちいいのに…

そう思う気持ちは私の独りよがりなのかもと気づきました。

 

 

その後、母の還暦祝いに、旅行を兼ねて私の住む関東に招待しました。

 

私の部屋を見るなり

 

「わースッキリ!良いね〜〜」  

 

キッチンや、収納などいろいろチェックしてくれました。

 

どう?もう片付け下手の昔のズボラな私ではないでしょ?

 

 

その後、母はすっきり感に目覚めた様子

実家に戻り、祖母の意思も尊重しながら

ちょこちょこちょこちょこ掃除を続け、

電話で聞いている限りでは、日々取り憑かれたように掃除をしていました。

 

しばらくぶりに実家に帰った時には、

見違える程のスッキリ感でした。

 

これには私もとても嬉しかったです

 

母と電話で掃除の話をしていた時の印象に残っている言葉があります

 

私「すごいねお母さん!ずいぶん綺麗になってたよね」

 

母「うん、なんか私変われるかも」

 

え、⁈

片付けが得意とは言えなかった母

母も変わりたかったんでしょうか、私はその言葉にとてもびっくりしました

 

そしてそこまで言わせた掃除のすごさ。

 

私もスッキリ暮らすようになって、自分が半分くらいまるごと変わったんじゃないかなと思う時があります。

 

面白いほど自分にとって

ムダな モノとコト

大事にしたい モノとコト

 

が見えてくるんです

 

それも、くっきりと。

 

シンプルに暮らしていると、

意気込んでさぁやるぞ!

という掃除も必要ではなくなります。

 

年末の慌しい時期に大掃除など、ほぼ必要なくなりました。

年末最後の細かな場所の仕上げ 程度です。

 

日々の掃除も、ちょっとここを今日は少し見直すかな

 

そのくらいでよくなります

 

息ぎれする事がありません

 

掃除は最大の神ごと なんて言いますよね?

 

大げさではないような気もしています(^_^)

 

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